ID: 730101
採集家が書いた植物図鑑
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レベル: 1
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作者

ガノ: 薬草専門採集家ベルテロン、エルテネン、インタルディカなどで薬草の採集に携わり、エリュシオンでデメテルの助手として働いた経験もある。

現在はベルテロンに戻り、執筆活動に専念している。著書に「ギーナになる薬草」がある。

目次

生命の根、アンゼリカ................................3

土で育つ肉、バタタ...........................4

万能解決師、リュコ.....................................5

料理に欠かせない甘草、ペンネル....................................6

神の草、ネトル…………………… 7

生命の根、アンゼリカ

アンゼリカは、治癒のポーションの原料として使われる代表的な根の薬草である。一般的に薬効のある植物がそうであるように、アンゼリカも生で食べるとお腹をこわすため注意する必要がある。

葉、紫色の花、根はどれも独特の香りを放つ。涼しく風通しの良い場所でよく育つため、見晴らしのいい丘や大きな木の下で見つけることができる。

採集の入門的な薬草として知られるほど採取が簡単である。アンゼリカが手に入りにくい地域では、代わりにベトーニを使用する場合もある。

土で育つ肉、バタタ

採集が容易であり栄養も豊富なため、農夫からは「土で育つ肉」と呼ばれている。

土の中で育つ塊茎植物で、皮ごと蒸すか焼いて食べる。特に、焼きバタタを食べると体が俊敏に動くようになるため、昔からハンターが間食として好み、食されている。芽の部分は毒性があるため、食べないよう注意する必要がある。

アルタミア峠のような高山気候でよく育つが、農場で育てる場合もある。特別な採取法はない。

万能解決師、リュコ

リュコから採取したリュコの綿は、吸汗性がよく体を保護する機能も優れているため、クロス アーマーの材料として使用されてきた。

ベルテロンやエルテネンの各地で自生するが、ベルテロン山のリュコの綿は特に輪が大きくて軽く、弾力も良いため、上級品として扱われる。子どもの背丈ほどの高さで白い花が咲いているので、遠くからでも見つけることができる。

採集は簡単なほうである。ただし、リュコが発散する光はプレーン オクタサイドのような昆虫を刺激するため、採集時には噛まれないよう特別に注意する必要がある。

同科の植物にルーシー、レミ、リノンがあるが、リュコが最も一般的に使用される。

料理に欠かせない、ペンネル

ペンネルはそのまま焼いて食べることもできるが、カトス カレーやアンキロトール バーベキューなどの高級料理には欠かせない材料である。

ペンネルを入れた料理は食欲を増す香りが鼻を刺激し、ペンネル汁に浸け置きしたお肉は柔らかくなる。

インタルディカのメデウス荘園では野生種のペンネルを改良し、栽培および販売していたが、荘園が荒廃した現在では入手が難しくなっている。

高いマテリアル抽出技術を必要とするが、何よりも荘園の周辺が危険地域となっているため採集行為自体に困難を伴う。

神の草、ネトル

混乱した精神の治癒および精神を強化するために使用される高級薬草であり、錬金術によりポーションにすることもできる。

民間療法として、一時的に精神障害の症状が出た人にネトルの根を煎じた水を飲ませると効果があると言われている。神が病人の頭の中に訪れたと信じられているため、「神の草」とも呼ばれる。

採集には熟練したマテリアル抽出技術を要する。成長の条件に制限が多いためポイエの密林などごく一部の地域にのみ生息している。また、同じような紫色の花を咲かせる草が多いため判別が難しく、専門の採集家でなければ採集が難しい草である。

同じ効能を持つ薬草にフェリラがあるが、フェリラは薬性が強く取り扱いが難しい。



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