頭痛がずっと治らないから癒しのディーヴァのところに行ったら、当分安静にしたほうがいいと言われた。

しかし、それが思いどおりになると思うかね？

アイオンの光が届かない龍界で！血生臭いままのインギスオンで！息の詰まるこの地下要塞で！

……いったいどうやって冷静になれというんだ！
ふう、これは申し訳ない。つい興奮してしまった。こんなに不安な思いを抱えて興奮してしまうとは、私を信じている部下たちに対して失礼だな。

試練は多いが、任務を諦めるつもりはない。

龍界の全土に、エリュシオンの旗を立てる日が来るまで諦めるものか。

しかし、癒しのディーヴァに言われたように、少しだけ休息を取ろうかと思う。

私が休んでいる間に、任務をひとつ手伝ってくれないかね？
地下要塞にいる崇拝者は数も多いが、その地位も様々だ。

やつらを倒すためには、システム的なアプローチが必要だろう。

おまえに頼みたいのは、地下要塞の最も下層にいるやつらを倒してくることだ。

ソードマン系の地下要塞 戦闘兵、地下要塞 前哨兵とウィザード系の地下要塞 黒魔術士、地下要塞 元素術士を退治してきてくれないか。
休息を取っているといろんなことを思い出した。

初めて覚醒したころ、初めて神殿訓練に行ったころ、ガーディアンになったころ……。

いつも前だけを見て走っていたころ、この私が疲れるなどということは想像もしなかった。

ところで、ここに来たということは、用事はすべて解決したのかね？
いろいろ気遣ってくれてありがとう、プレーヤー。

頭痛は相変わらずだが、おかげで元気が出てくるかもしれない。

休みながら考えてみたのだが、私の考え方はあまりにも浅はかだったようだ。実のところ、こうして悩んでる時間すら無駄なのではないかね？

天族が進むべき道のりはまだまだ遠いし、アイオンの意志を遂行するために私たちがいるのだ！

私もこれからもっとがんばるぞ！プレーヤー、これからも手伝ってくれたまえ。