貪欲の祭壇も私たちの手に入ったし、ようやくひと息つけそうね。

祭壇を占領したところで戦いがなくなったわけではないけど、占領する前よりずいぶん楽になったわ。

シレンテラ回廊から渡ってきた魔族たちが懲りずに攻撃してくるでしょうけど、やはり要塞を所有した私たちのほうがずっと有利なはずよ。

それに、貪欲の祭壇か古代龍の神殿のいずれかを手にすれば、魔族が来る前にゲルクマルスへ進撃し、先制攻撃を仕掛けることもできる。

龍族たちも虎視眈々と機会を狙っているでしょうけど、今は古代龍の神殿が天族のものになっているんだもの。当分は防御に専念していても安心ね。
でも、束の間の休憩はこのぐらいで十分でしょう。

今こそ龍族や魔族との要塞戦のせいでおろそかになっていた別の仕事に目を向けるいい機会よ。

アングリフ噴火口周辺は依然としてティアマトの力で汚染されているわ。

その上、ティアマトの大地を腐食させる能力は、ほとんど研究されたことがないの。

特に気になるのは、噴火口周辺のクセリードがティアマトの力の影響をほとんど受けていなかったということよ。

その力の秘密を暴いて防具に使用できれば、神殿の兵士たちも楽に戦えるようになるはずなの。

プレーヤー、手伝ってくれない？
アングリフ噴火口でスティール スケイル クセリードの甲殻を20個集めてきてちょうだい。

すでに効能がわかっているクセリードの甲殻なら、すぐにでも武具に使用できるはず。

こんなときでなければ、防具の開発に力を割く機会などないでしょう？

決心がついたら、さっそく行ってきて。
シレンテラ回廊を通じて渡ってきた魔族に手こずったとしても、私たちの敵はあくまでも龍族だということを忘れないで。

魔族もまた、自分たちの居場所から離れて龍界に来るという危うい状況に置かれているのよ。

まずは龍族の勢力を弱化させて天族が優位に立てば、魔族に対する勝利もついてくるはずだから。

クセリードの甲殻はすべて持ってきた？
まだアングリフ噴火口へ行っていないようね。

早くクセリードやクセルリキを倒してちょうだい。フィアース スティール スケイル クセリード、スティール スケイル クセリード、スティール スケイル クセルリキのうち、どの甲殻だってかまわないわ。

甲殻が十分に集まれば、神殿を守る兵士の防具を改良できるでしょうから。
(甲殻の数を数えながら)ちゃんと10個、持ってきたわね。

ま、これくらいできて当然よね。そうでしょう、プレーヤー？

苦労に対するお礼として少しばかりの報酬を出すわ。

あなたならこれよりもっとすごいことができると思うから、これからもたくさん協力してね。