砂漠になってからも離れなかった、ここを。

森の主として森を見捨てることはできなかったのだ。

フォモナのおかげだ、ここを守れるのは。

神秘の泉の水を送って守ってくれた、私が死なないように。
そういえば、フォモナが体調を崩して苦しんでいるという知らせを聞いた。

助けたい、私が助けてもらった分だけ。

元気に回復する料理を送りたい、人間にとって良い料理を。

バシリスクのヒレとクレスの豚足が良いと聞いた。
それを送ってあげたい、エリムの友、フォモナに。

幸いここにはモットル バシリスクとレックレス クレスがたくさんいる。

ディーヴァが入手してくれるだろうか、エリムの友、フォモナのために。
頼む、モットル バシリスクのヒレとレックレス クレスの豚足を。

エイロン砂漠にいる、モットル バシリスクとレックレス クレスは。

手遅れになる前に持ってきてくれ、フォモナが食べて元気に回復できるように。
帰ってきたか、ディーヴァよ。

バシリスクのヒレとクレスの豚足を持ってきたか？

持って来たなら渡してくれ。
ありがとう、ディーヴァよ。

おかげで、フォモナは元気に回復するはずだ。

この先どこへ行こうとも、エリムの祝福がともにあらんことを。