とりあえず第2テンペル訓練所の問題を上層部に報告したが、やはり心配だ。

ティアマトの龍族は繰り返し侵入を試みるだろう。

君が調査に行っている間も、龍族の攻撃を受けてケガした者が何人もいた。
龍族のやつらのせいでカイジネル神が作られた訓練所を閉鎖するだなんて！絶対にあってはならないことだ。

それは上層部も同じ考えだ。

(腕を組んで考えに没頭していたが、突然手を叩いて)ハハハ、君の前で無駄に悩んでしまったようだ。

単刀直入に聞く。

君！第2テンペル訓練所の問題を解決するのに協力してくれるか？
はっきりしているところが気に入った！

君にやってもらうことは簡単だ。

イングリルのときと同じく、第2テンペル訓練所にテンペルの亀裂が生じるかどうかを監視し、テンペルの侵入者が入ってくる前に先に見つけ出して退治してくれればいい。

君だけを信じているぞ、以上！
フム、君以外の者にも協力を頼んだのだが、龍族ではなく魔族を見たという報告があった。

詳しいことはイングリルに確認しなければならないが、結界が不安定になり亀裂がテンペルの内部ではなく別の空間につながることもあるようだ。

何にせよ、ご苦労だった。

これはカイジネル テンペル訓練所で準備した特別報酬だ。

今後も協力願いたい、以上！