プレーヤーに頼みたいことがもう1つある。空中要塞のシュラクに関することだ。

実をいうと俺は気にもしていなかったんだが……ニムロドの友がすごく興味を示しているんだ。

ニムロドは知っているだろう？今回アトラム空中要塞での任務を新しく任されたディーヴァのことさ。
あいつがこう言うんだ。俺たちは今、目の前のものしか見ていないかもしれないと……。

考えてもみろよ。カイティン技術組合のシュラクたちがドレドギオンの動力装置や小型飛行船まで難なく扱っているのをみると、ただものではない気がする。

ティアマトが亜人種のやつらの技術が必要だったろうか？それはあり得ない。

ニムロドの考えは……。

いや、不確かなことは話せないな。

ニムロドの頼みを聞いてくれるなら話してやろう。
よし。じゃあ話そう。ニムロドはティアマトやベリトラ以外に他の龍帝が介入したのではないかと思っているようだ。

ベリトラが単純に新大陸の進入を止めるために、この空中要塞を占領したのではないと思っている。

だから確認してみたいんだ。空中要塞には、まだ残っているシュラクがたくさんいるだろう。

やつらが本当に他の龍帝と関連しているなら、何か証拠になるものを持っているかもしれない。

だから、空中要塞のシュラク残党を倒し、証拠を探してみてくれ。

ティアマトを始末してベリトラを相手するのにも手一杯の状況なのに、他の龍帝まで介入してきたらとんでもないことになるのは確かだから、気をつけたほうがいい。
カイティン技術組合……。おかしくありませんか？

やつらがどうやってティアマトの手下になったのでしょう？

われわれが知らない何らかの契約を結んだのかもしれませんね。
あ……こんなことが……第三龍帝エレスギガルがここに関連していたようです。

しかし……これだけではエレスギガルが直接関与していたと確信するのは難しいです。

ここ近年の歴史にエレスギガルの出現に関して言及されたことがなかったりもしたのですが、カイティンのシュラクは単純にやつらの金儲けのためにティアマトを助けていたかもしれないですからね。

もっと時間が必要です。われわれが情報を得て分析している間に、もうちょっと手伝ってください。