最初は納得できないばかりだったが、その気持ちは怒りへと変わった。

そして悔いて嘆いた、クフウ……。

なぜ龍族など信じてしまったんだろう、本当に、どうして……。

だが、もうそんな感情は乗り越える時が来たのだ、クアァン。
ディーヴァの持ってきた食べ物で、私たちは力を取り戻した。

怒ったり悲しんだりしている場合ではない。

私達は食べて飲み、休み、立ち上がり、また明日から生きて行かねばならない。フロスト アイブロウ族はまだ終わっていない！クアァン。

ディーヴァよ、私たちに手を貸してはくれぬか。

踏みにじられた村を再建し、生活を立て直すためには助けが必要だから、クアァン。
私たちが絶望のどん底にいる間に、周囲にいた獣どもが村を食い荒らすようになってしまった、クアァン。

あの煩わしいハートレス リュクロック、ホワイト ヘア クレスを倒してくれ、クフウ。

やつらのやりたい放題にさせてなるものか！身を持って思い知らせてやってくれ。
ここはフロスト アイブロウ族の地だ、クアァン。

今は部族のためなら何でもやるつもりだ。

ディーヴァの助けもありがたく受けよう、クアン。
親切なディーヴァよ、ありがとう！クフウ。

フロスト アイブロウ族が立ち直ったあかつきには、この恩返しを必ずすると約束する、クア～ン。

それまでは、いろいろと世話になろう、クアァン。