ティグラキ工房では龍族の皮や歯を使って物を作るんだニャ。

その中でも龍帝の皮は極上の材料だけど、すごく珍しい上に扱いも難しいものなのニャ。

ジャルモン師匠くらいのレベルじゃないと龍帝の皮で物は作れないニャ。

だから、普通はドラコニュートやナーガラントの皮で作るのニャ、ギャルン。
ニャッ、それは、そのぅ……。

(うなだれて)ヌクリン、まだドラコニュートとナーガラントで物が作れないのニャ。

まだドレイクの皮でしか作れないニャ。ここにはドレイクの皮を手に入れるために来たのニャン。

なのに、まだ1匹も獲れていないニャン！

ディーヴァなら簡単だと思うから、ちょっと手伝ってくれないかニャン？もちろん、必ずお礼はするニャ、ギャルルン。
よかったニャ。もしかしたらニャ。あとでヌクリンがディーヴァを助けることができるかもしれないからニャン。

じゃあ、デジェネレーティッド ドレイクの厚い皮とエンシェント ドレイクの薄い皮を3枚ずつ頼むニャ。

厚いのと薄いのはそれぞれ用途が違うから、3枚ずつじゃないと駄目だからニャン。
もう帰ってきたのかニャン？

ドレイクの反撃もすごかったはずなのに、さすがディーヴァだニャ。

じゃあ、皮を見せてニャ。
ディーヴァにはどれも同じに見えても、ドレイクによって皮の質も少し違うのニャン。

一流品はほんの小さな差が生み出すものだから、もう少し気をつかってニャン。

時間がかかってもいいから、厚いドレイク レザー3枚とシン ドレイク レザーを3枚、ちゃんと手に入れてきてニャ、ギャルル～ン。
ギャルルン、ちゃんと集めてきてくれたニャ。

アトレイアよりアビスのドレイクのほうがはるかに質が上なのニャ。

よくがんばってくれたニャン、ディーヴァ。

はいニャン。これは約束の報酬だニャン、ギャルン。