ベリが心配しているように、無謀に神殿まで乗り込んでやつらを攻撃するわけではないよ。

復讐を果たす前に殺されるつもりはないんだ。

私もよくわかっている。私の力では、やつらに復讐することができないということはね。

だから、私の代わりに復讐を果たしてくれる人を探しているのさ。
あんたが私の代わりに復讐してくれないかい？

復讐心に燃えていても、人を見る目は曇っちゃいない。

そなたぐらいの実力があれば、あのイカれた龍信徒どもなんて簡単に倒せることだろう。

私の怒りがどれだけのものか、あいつらに思い知らせてやってくれぬか？
引き受けてくれて嬉しいよ。

私が復讐したいと思っているのは懲罰の守門長 マリカ ガルハと機敏なマリカ チュラさ。

それから、その手下であるウダス エリート雑用係も始末してほしい。

そなたがやることは正義の裁き。正義が生きているということを、やつらに思い知らせてやってほしい。
私の娘はとても頭のいい子だった。よそ様からすれば傲慢に見えたかもしれないが。

私はあの子が大きくなったら、次の世代の指導者になるって信じていたんだよ。

娘としても愛していたけど、わが煉族の未来を育てているつもりで精一杯育ててきたのさ。

そんな愛娘がこの世からいなくなったのさ。龍信徒はその代価を支払わなければならない。

私が頼んだやつらはすべて始末してくれたのかい？
ありがとう、復讐の代行者。

私の恨みが、そして娘の恨みが少し晴れたような気がするよ。

すべての恨みが晴れたわけじゃないけどね。

正義を貫いてくれたそなたに感謝する。