ドギルンが死んだって話、本当かニャン？

そんなに驚くことはないニャン。すぐ隣でヤーラモンがあれだけ怒鳴っていたニャ。全部丸聞こえに決まっているニャ、ギャル～ン。

でも、これからが大変だニャ。もうどうやって生きて行けばいいのか、わからないニャン。
何を言っているのかニャン。

あぁ、もしかして、グルミンがドギルンの死を悲しんでいると思ったのかニャ、ギャルン。

ドギルンのことはかわいそうだと思うけど、別に悲しくはないニャ。正直いうと、あまり話をしたことがないから何の感情も湧かないニャン。

グルミンが心配しているのは、ケルビムのことニャン。ドギルンが見つかればケルビムを止められると思ったのに、その作戦は無理だってことだからニャ、ギャルン。

こうなったら、もうあの方法しかないかニャ。ディーヴァ！ディーヴァが騒ぎを起こすケルビムを倒してくれないかニャ？
本当はテオボモスにいるケルビムをみんなやっつけて！と言いたいけどそれは無理そうだから、まずはケルビム トレジャー サーチャーとケルビオン サーベイヤーを倒してほしいニャン。

もう二度と、発掘場の近くで土を掘ってほこりを舞わせることができないようにしてニャン。

ハアハア、ずっと炎天下の中を立っていたせいかニャ、疲れたニャ～ン。

グルミン、少し横になりたいニャ。ディーヴァはがんばってきてニャ、ギャルン。
ハアァ、頼んでいたことが終わったみたいだニャ。

クンクン……ところでこれは何のニオイなのかニャ？

(鼻をつまみながら)まさか、あのほこりだらけの穴からお風呂も入らずにここへ来たのかニャン？

まぁ、とにかく結果を教えてニャ。
クサイけど、でも頼んだ仕事はちゃんとやってくれたみたいだニャン。

ありがとうニャ。これで、今後はほこりを心配せずに発掘場に行けるニャ。

さあ、これはお礼だニャ。

これで仕事も終わったし、早くお風呂に入ってよ～く体を洗ってニャン。ニャッ！髪の毛まで脂っぽくなってるニャ～ン、ギャル～ン。