ボクは今、機嫌が悪いから放っといてニャン。

ちょっとでも気に触ることをされたら、爆発しちゃうかもしれないニャ。

ティティルンのヤツがボクのお金を盗みやがったのニャ！見つけたらどうなるか、見ていろニャ、ギャルン。

何見ているんだニャ？そこでずっと何しているのニャ？
ギャルン、ディーヴァのせいでもないのにニャ……怒って悪かったニャン。

実は、信頼していたヤツに裏切られてニャ～ン。

ツーフェイス ティティルンっていうボクのところで見習いをしていたヤツなんだけど、数年間、ボクのいうことは本当に何でも聞いてくれたのニャン。

そんなヤツがくれた飲み物を飲んだ後、起きてみたらいなくなっていたのニャン。ヤツも、金庫もニャ。

一生かけてこの仕事で集めた財産なのにニャ、ギャル～ン。
わかっているニャン。でもニャ、ティティルンのヤツ、本当に足が速いんだニャ。

足が速すぎて、何度も捕まえる寸前に逃げられて失敗したニャ、ギャル～ン。

(目を細くして)ギャル～ン、そうニャ、そうすればいいニャン。

ディーヴァはいろんなヤツの相手をしてきたから、ボクより簡単にツーフェイス ティティルンを捕まえられると思うんだけど、どうかニャン？ボクの代わりにあいつを捕まえてくれないかニャン？
最後にツーフェイス ティティルンを見たのはモルーラ洞窟だったから、まずはそこから探してみてニャ。

ツーフェイス ティティルンのことは、生かすも殺すもディーヴァの好きなようにしていいニャン。ボクは金庫さえ持ってきてくれればいいからニャン。

もちろん謝礼は十分するニャ、ギャル～ン。
ニャッ、ディーヴァ。

ニャ～ン、ツーフェイス ティティルンは見つかったかニャ？

まだモルーラ洞窟にいたかニャン？

捕まえたんなら金庫も持ってきたんだニャ、ギャル～ン！
ボクをだまそうとしてるわけじゃないニャ？

たとえば、ツーフェイス ティティルンを捕まえたけど、金庫に入っていた宝石が気に入ってこっそり隠したとかニャ……。

ディーヴァはそんな人じゃないって信じているニャ、ギャル～ン。
(金庫を開けて内容を確認する)

ニャ～ン、よかったニャン、そのままニャン。

たとえディーヴァでも、いくらかは盗まれちゃうだろうなぁって思ったのにニャ、ギャルン。

疑って悪かったニャン。ディーヴァは本当に誠実な人だニャン。

もらってニャ。ナクルン、上機嫌だからあげるんだニャン。