思ったより実力があるようだな。

ヴィシャーカを逃した点ではなく、レガ本拠地を壊滅させた功績をステラーは評価した。

隠れた本拠地を叩いたおかげで、費用削減につながったと満足していた。

ついでに私も得したしな。コホン。
時代はステラーに向いている。ステラーの機嫌を損ねるべきではないだろう。

ステラーの援助があってこそ、我々もこの地での任務を円滑に進められるのだ。

ことが上手く進んで私も君も要職に就けるなら、どれほどの幸運だろうか。フフフ

というわけで、ステラー本社職員のステラキーに会うんだ。

新たな任務が下されるだろう。
噂の新入りディーヴァだニャ。

ああ、違うニャ、ディーヴァはもう中堅社員に昇進したニャ！

ステラー上層部にとって頭痛の種だったレガを倒すなんて。ディーヴァの能力をとても高く評価するニャ。

重責を担う能力があると判断したニャ。

だからもっと重要な任務をお願いしたいニャ。
ディーヴァ、無法地帯 ジャンパは知ってるかニャ？

更生など不可能な放浪者や、極悪非道な無法者が集まる地域なんだニャ…。救いようのない場所だニャ。

ディーヴァが逃したヴィシャーカが、問題の無法地帯 ジャンパに潜んでいるらしいんだニャ。

ディーヴァが逃したのだからディーヴァが片を付けるべきだニャ！

ディーヴァは強いからきっとできるニャ！
任務はレガの前リーダーであるヴィシャーカの行方を追うニャ。

そして見つけ次第、今度こそヴィシャーカを処断するんだニャ。

ディーヴァ、ヴィシャーカが逃げながら持っていったものがあったニャ？

あれはほんとうに危険なものなんだニャ。

ティアマトの王冠と言って龍帝が残した遺物だニャ。そこにはとてつもない力が宿っているんだニャ。

ヴィシャーカがそれを使って何をしでかすかわからないニャ！だから食い止める必要があるニャ。
はじめて解放された気分を味わっています。

脱営に失踪、わけのわからない噂が飛び交っているようですね。

私はただ、現在の喜びを追って流れに身を任せているだけです。

(アヌークの瞳がやや怪しく見える)
それはそうでしょう。今の私は昔とは違うのです。

ナキシックスのおかげで自由と平穏を手にした、そんなアヌークなのですから。

そう、ナキシックス、ナキシックスは素晴らしい。

ナキシックスに触れてからは生への活力に溢れています。

私を縛っていた多くのものから解放されたのです。

ああ…プレーヤー様も是非使ってみてはいかがですか。
ああ、そう言えば…。不思議な光景を目にしました。

私の錯覚かもしれませんが、ヴィシャーカを目撃しました。

親衛隊を連れて密かに移動していました。誰にも見つからないように。

あまりに隠密だったので、最初ヴィシャーカとは思いませんでしたが、あれは間違いなくヴィシャーカです。

フム、きっとヴィシャーカですよ。確信はないですが。
(ヴィシャーカを追っている途中で見つけた扉だ)

(扉にはドラカンの血の手跡がべっとりと付いている)

(ヴィシャーカの隠れ家を見つけた。進入すべきだろう)
…思い出した。

あなた、あの時の、ジャマ者。

また会ったわね。
プレーヤー…、プレーヤー？

名前…覚えてしまった。

こまった…うん、仕方がないか。

ボクの名前は「イナンナ」
あのとき逃げた龍族、捕まえに。

ステラーにいる「友だち」に頼まれたの。

他人を蹴落とす龍族は許せない。

敗残兵ならなおさら…。
うん。プレーヤーもなの？

ということは、ボクたちは同じ敵を追っているのね？

…すごい偶然ね。
(地面に打ちつけられた体が震えている)

(今の衝撃によってイナンナの肉体と意識が分離したようだ)

(ティアマトの王冠の爆発が直撃したせいだ)

(このまま放っておくのは危険だ)
ディーヴァ、おつかれさまだニャ。予想以上の活躍だニャ。

あとは任せるニャ。もういってもいいニャ。

ディーヴァの任務はここまでだニャ。

あの娘はステラー所属だから、あとは任せるニャ。

心配はいらないニャ。早くいくニャ。

ステルシアまではオイラが送ってやるニャ。
どうやら無法地帯 ジャンパに行って疲れ果ててるようだな。

ナキシックスはステラー インダストリーの代表的な商品だ。

問題があるならとっくに大事になっていて、ステラー インダストリーが対応をしてるだろうよ。

ナキシックスの評価は最高だ。私が見るに、どこにも問題はない。

無法地帯の悪影響を受けてるようだな。少し休んだほうがいいぞ。