ふぅむ……私のところに来たということは、何か解決できない問題があるということですね。

そうでしょう？
よく言うでしょう。他人の、特に恋に関わる問題に首をつっこむものではないって。

まあ、理解はできますよ。

私がプレーヤー様をちょっとお助けしても、問題ないですよね。
今から私が言う材料を手に入れてきてくれれば、簡単に……お望みのそれを、お渡ししましょう。

必要なのは銀色のシーリングワックスです。

銀色のシーリングワックス……何に使うものかは、ご存知ですよね。ワックスは、誰かが開封していないかわかるように……ま、あまり長々と話さないことにしましょう。

ここで静かに銀色のシーリングワックスが届くのを待っています。

どうぞゆっくり行ってきてください。
ああ、お戻りですね。

お話した物は？
高級なシーリングワックスですね。

まあ、これくらいなら十分です。

それでは、お望みのそれを差し上げましょう。

このことはプレーヤー様と私の秘密です。あの哀れな恋人たちのことは気になさらなくていいんですよ。

それでは。
銀色のシーリングワックスはまだですか？

ははぁ、結構余裕があるようですね。

まあ、それなら私もここで銀色のシーリングワックスが届くのを待っています。

どうぞゆっくり行ってきてください。