まったく、クランケルのやつらめ！

サンタリン、とっても困ってるニャン、ギャルルン。

この1年間、この祭りのために宴会やらプレゼントやらでどれだけ準備してきたかわかるかニャ、ギャル～ン。

すべて計画どおりだったのに、クランケルのやつらが問題なんだニャン。
毎年、祭りの時はレッド ノーズ クランケルに乗って寂しい人たちにプレゼントを配って回るんだニャ、ギャルン。

だから、今年も前もってクランケルを捕まえて、手綱でちゃんと縛っておいたニャン、ギャル～ン。

なのにクランケルの管理者、クリスミスター様がちょっとよそ見している間に、クランケルが手綱を噛み切って逃げてしまったのニャ。

このことがバレたら、クリスミスター様も私もただではすまないはずニャン……。
祭り期間中にプレゼントを全部届けるためには、あいつらをもう一度捕まえないといけないニャ。

クランケルは手綱さえちゃんと握っていればおとなしいんだけど、普段は暴れん坊だニャ、ギャルン。

ディーヴァならレッド ノーズ クランケルのこともうまく扱えると思うんだけど、手伝ってくれないかニャン、ギャルル～ン！
もしかしてと思って一応聞いておくけどニャ……ディーヴァは恋人いないのかニャン？

なら、サンタリンがいい情報を1つ教えてあげるニャン。

クランケルの管理者のクリスミスター様は、エリュシオン中の女性ディーヴァが狙っているくらいイケメンなのニャ！ギャル～ン。

レッド ノーズ クランケルを捕まえて手綱を持ってきてくれれば、彼に会わせてあげるニャ、ギャルルン。
クリスミスター様に気に入ってもらうために、女性ディーヴァはみんな、祭りの準備を手伝うと言っているニャン、ギャル～ン。

ディーヴァもシューゴも、きれいな人に弱いのは仕方ないみたいだニャ、ギャルルン。

ところで、クランケルの手綱はどうしたのかニャン？

あいつら、まだプレゼントを届けようともしないで、あちこち飛び回っているのかニャ、ギャル～ン。
プレゼントの配達には、クランケルが5匹ぐらい必要なんだからニャ、ギャル～ン。

クランケルの手綱を5個持ってきてニャ、ギャルルン。

そうしてくれたら、今度こそ手綱を硬く縛り付けて、二度と逃げられなくしてやるニャン。
エリュシオンの星、人気沸騰中のイケメンにキスされた気持ちはどうかニャン？

ほら、ディーヴァ！しっかりするニャ、ギャルン。

気をしっかり持ってニャ、ギャルル～ン。クランケルがもっと必要になるかもしれないんだからニャン、ギャルン。

これからもサンタリンを手伝ってくれたら、ソロリウス様の祝福があるはずだニャ。