これまでセラトの卵のうを持ってきてくれて苦労をかけたけど、坊っちゃまの心の病は治る気配がないニャン。

(小さい声で)どうやらあのどうしようもない性格は、心の病ではなく生まれつきかもニャ、ギャルン。

ご機嫌を取ろうとしすぎてマジルンのほうが心の病にかかっちゃったみたいニャ、ギャルルン。

あ～あ、いつまでご機嫌取りが続くのかニャ～ン、ギャルン。
このままじゃ、マジルンが先に神経質の病で死んじゃうニャ。

寝ていてもドキドキして目が覚めるし、どうやら重症に違いないニャ。

セラトの中でもヘッド ラトストというやつの卵のうが効くらしいけど、それを手に入れてくれないかニャ、ギャルルン。

それを食べて元気を出さないと、いつかおかしくなっちゃうニャン、ギャルン。
ありがとうニャ。マジルンのことを思ってくれるのはディーヴァだけだニャン、ギャルン。

坊っちゃまはマジルンを召使いとしか思っていなくって、1匹のシューゴだとは思ってくれないニャン。

どうして、坊っちゃまについてきちゃったのかニャ～ン、ギャルル～ン。

最悪だニャン。ヘッド ラトストの卵のうをもらったら、それを服用してエネルギーを取り戻さないとニャン。
どうして坊っちゃま、あんな風になっちゃったのかニャン。

小さいときはいい子でかわいかったのにニャ、ギャルン。

マジルンが甘やかしたせいかニャン。

元気を取り戻したら、これからどうすればいいのか考えてみないとだニャン。それで、ラトストの卵のうは持ってきたかニャン？
まだヘッド ラトストを退治できていないのかニャン？

ま、急ぐことないニャン。

憂うつなシューゴが1匹くらいいたって、世の中が変わるわけでもないしニャン、ギャルン。
卵のうがホント、大きくてぎっしり詰まってるニャ、ギャルン。

見てるだけで憂うつな気分が吹っ飛びそうニャ、ギャルルン。

坊っちゃまの物だけじゃなく、マジルンの分まで持ってきてくれるなんて、ディーヴァは本当に優しい人だニャン。

これは感謝の気持ちだから、受け取ってニャン。