ID: 730099 | |
錬金術 概論 | |
NPC
レベル: 1 HP: 63 攻撃半径: 0m | |
Dialogs: 第1章 錬金術とは 錬金術とは、簡単に言うと物質の性質を変えて別の物質や新しい物質を作ることである。 アトレイアのすべての物質は、生命の源であるオードを秘めている。錬金術は、これらの物質に精霊のエネルギーと魔法の力を加えてオードの配列や性質を人為的に変える方法を研究する学問である。 何も知らない人は錬金術は空気から宝石を作りだし、土から金が作ることができる魔法だなどと言うが、それは錬金術を理解していないことを意味する。 ある結果物を得るためには、それにふさわしい価値のある物質を犠牲にする必要があるが、これを「等価交換の法則」という。 第2章 錬金術の起源 錬金術がいつ、どこで始まったのか、そしてその理論的な根拠は不明である。物質に宿る力を自在に操り利用する錬金術の性質上、長い間秘密とされてきたためである。 すべては師弟制度によって口頭で伝えられ、文献に残すことは避けられてきた。この伝承方法は大崩壊の時代まで続いた。 しかし、アビスの発見とともに錬金術は飛躍的な発展を遂げ、錬金術に対する認識も大きく変化した。 錬金術によってディーヴァの魂と体を制御することは、一般のディーヴァにまで普及した最新の技術として認められている。 第3章 錬金術にまつわる話 錬金術名人の間に長年、言い伝えられている話がある。 古代アトレイアの遺物の中にエメラルド石板と呼ばれるものがあるが、そこには物質と生命とを変換する仕組みが簡潔に刻まれていたという。 それを作ったダリウスという古代の錬金術士は、摂理に逆らったと非難を受け、石板を隠して自ら姿を消した。 多くの人びとが石板の行方を追ったが、手がかりを見つけることはできなかった。石板が人びとの記憶から忘れ去られつつあった大崩壊のころ、石板を偶然見たと主張した人がいたが、その後再び消えたという。 今となってはエメラルド石板が存在したか否か、そしてダリウスという人物が実在したかどうかも定かではない。 第4章 鉱物の取り扱い 錬金術の基本はオードを取り扱うことである。そのため、錬金術を身につけるためにはオード抽出技術を修行することが必須である。 また、基礎錬金術から高級錬金術を習得するためには、高級原石から鉱物の粉を抽出するマテリアル抽出を覚える必要もある。 高級錬金術で使用される主な鉱物はラピスラズリ、ガーネット、ムーンストーン、サファイアであり、これらの鉱物の粉は上級 精霊水や最上級 精霊石などの神秘的な媒介体と混ぜて身体能力を変化することができる魔法アイテムを製作するために使用される。 第5章 神秘の媒介体 錬金術によく使用される神秘の媒介体として、精霊水と精霊石の粉を挙げることができる。 魔法の水と呼ばれる精霊水は精霊石を変換して作られるが、高級水準の物質変換は大体がそうであるように高い集中力が必要だ。 精霊石の粉、または精霊石からの抽出作業のために触媒を混ぜて様々な魔法の石に変換するために使用される。 精霊水と精霊石粉の抽出方法は錬金術の基本であるため、必ず覚えておく必要がある。 |