お久しぶりですね、プレーヤー様。

その[%mainslotitem]を見たところ、かなりの成長を遂げたようですね。プレーヤー様は、ペルノス様が注目しているほどの人ですから当然のことですよね。

ところで、戦闘経験を積むことだけに夢中になってはいませんか？

年下の私がこんなことを言うのもなんですが、ディーヴァとしての人生はそんなに単純なものではありません。

永遠の命の目的や理由を見い出せないと、果てしなく続く戦闘や日常に疲れてしまうんですよ。

立派なディーヴァになるという熱意に満ちあふれていたはずが、いつの間にかすべてのことに意欲を失ってさすらったり、隠遁する人びとを数多く見てきました。
プレーヤー様の役に立ちそうなアドバイスを1つしてもよろしいですか？

世の中には、人知れず賢者であることを隠して暮らしているような方が大勢います。たとえば、ペルノス様みたいな方のことです。

そのような方とお会いし、ディーヴァとしての人生やこれから進むべき道についてお話をうかがえば、今後大いに役立つのではないでしょうか。

ディーヴァとして存在する意義を心得ていれば、よけいな回り道をしなくても済むでしょう。

それに、終わりの見えない戦闘や任務を虚無に感じることもなくなるはずです。

賢者を探してアドバイスを聞いてみませんか？
ただ1つ問題があるとすれば、人生についてのアドバイスをくれる賢者はそう簡単に見つからないということです。

賢者といえば年寄りが山奥で隠居している姿を想像しがちですが、意外なことに本当の賢者の姿とはそんなものではありません。

大体は凡人の中に紛れて目立たない普通の生活を送っています。ですから、外見だけを見てその人が賢者かどうかを判断することはできないのです。

でも、方法がないわけでもありません。賢者とは言えないかもしれませんが、私の尊敬している方がおられます。

エルテネン結界塔の守護者のアイオルロス様です。その方に聞けば、賢者に会えるよう取り計らってくれるでしょう。
ディーヴァとしての存在意義……。

プレーヤーも、ディーヴァという存在そのものに対して疑問を持つようになったんですね。この疑問は、ディーヴァなら誰もが一度は頭を悩ませる問題です。

終わりのない永遠に続く人生を生きていくうちに、何もかも空しく感じるときが来る。

私にもそんな時期がありました。そのころは、すべてが疑問に思えてきたものです。

私がディーヴァに覚醒した理由は何なのか、なぜ人間とアトレイアのために奉仕し続けなければならないのか、休息や思想はディーヴァにとって許されないものなのか。

この疑問にすべて答えてくれる人がいればよかったのですが……自分だけでは、どうしてもその答えを見つけることなどできませんから。
知恵のあるディーヴァがいると聞けば、どんな所へでも行きました。しかし、このような観念的な疑問に答えてくれる人は誰もいませんでした。

結局、私は放浪することをやめて自分で考え始めたのです。真の答えを見つけることはできませんでしたが、私なりに満足できる答えは見つかりましたよ。

ディーヴァが存在する意義は今もわかりませんが、とにかくアトレイアで絶対に必要な存在になろうと決心したのです。それで結界守護者の道を歩むことにしました。

私は諦めてしまいましたが、プレーヤー様は賢者に会い、存在についての根源的な疑問に対する答えを見つけてほしいですね。

こんなことわざを知っていますか？「シューゴはすべてを知っている」

エリュシオンにいるパオルンのところに行ってみてください。賢者を見つけるために力を貸してくれるでしょう。
ああ、話を聞きに来たんじゃなかったんだニャン。

だったら何しに来たのかニャ、ギャルン？

知らないことは話せないけど、知っていることは全部話してあげるニャン、ギャルルン。
賢者だニャ、ギャルン！

何でも知っているのが賢者かニャン？

シューゴのところに来て、そんな変なことを聞くなんてどうしてニャン？

パオルンのこと、バカだと思ってからかっているんじゃないかニャン、ギャルン？
ふう、また誰かが秘密を漏らしたようだニャン。

すべて知っているっていうのであれば話してあげるニャ、ギャルン。

空中運河にいる歌のディーヴァ、フェルミナを知っているかニャン？実は、そのフェルミナの正体が賢者なんだニャ、ギャルルン。

ところがだニャ。賢者に会いに行くときは手ぶらで行ってはならないニャン。エリュシオンの聖なる道にある高級アクセサリー商店でペレナとオフェネスが売っている聖なる灯火を買っていかないと、正体を明かしてくれないニャ、ギャルン。
歌を聴きに来たわけではないとおっしゃるなら、いったい私に何のご用でしょう？

私は歌しか知らないものですから……他の事となるとあまりお役には立てないと思いますけど。

でも、お話だけはお聞きしましょう。
今、何とおっしゃっいましたか？

ディーヴァとしての存在意義？

歌しか知らないような人にそんな難しいことを聞くなんて、おかしな方ですね。

それに、聖なる灯火を持ってきたといったのに、持っていないではありませんか！
私が何者であるか、承知の上でいらしたのですね。

それならば、今さら正体を隠すこともないでしょう。

しかも、ディーヴァとしての存在意義について悩んでいらっしゃるのなら、ぜひお力をお貸ししましょう。

ただ、ひとつだけ断っておきたいことがあります。答えを見つける道のりは大変険しいものです。

それでも、存在意義についての答えを見つけたいのですか？どんなに大変なことがあっても、最後までやり遂げる覚悟はできていますか？
私は自分の口で何かを説明するようなことはしません。

すべては、プレーヤーご自身が経験した上で悟るべきものです。

覚悟はできているとおっしゃいましたが、おそらくあなたが想像している以上に大きな苦難と苦痛とが待ち受けていることでしょう。

しかし、それほど苦労もせずに自分が存在する理由を悟るなどということは考えられません。

固く決心した上で私が申し上げる道を進めば、その先に答えが見つかるはずです。

それだけは確実にお約束できます。