呪われた首飾りについて聞いたことはありますかな？

持っていると巨大な富がもたらされるが、財宝が増えれば増えるほど家族や親戚、友人達をみな失ってしまうという首飾りのことさ。

その首飾りを手に入れた者は、親しく付き合う人が誰もいないまま孤独な生活を送り、魂が疲弊してやがて破滅を迎えるという末路をたどるそうだ。
多くの人々は単なる伝説だと思っているが、その首飾りは実際に存在しているんですぞ。ほんの幾人かだけが知っている秘密というやつですな。

いくら莫大な富を得ることができようと、その首飾りは始末するべき不吉な代物だ。

こんな誰にも明かしたことのない話をプレーヤー殿にだけしているのは、信頼して任務を任せられそうな気がしたからです。

どうです。呪われた首飾りに関する任務を引き受けてもらえますかな？
任務を引き受けてくれたから、首飾りのあるところをお教えしよう。

呪われた首飾りは、ガンダールフンという老人が持っている。パタモール草原にあるガンダールフンの小屋に行けば会えるはずだ。

彼は人間だが、知識が豊富で知恵があることで名高い人だ。正直、私は彼が知恵者だとは思わんがね。

しかし、欲のない正直者だからこそ、彼が持っているのが最も安全だということには異論はない。

ガンダールフンのもとを訪ね、首飾りを破壊しに来たと言えば、やるべきことを教えてくれるはずだ。
何のご用でこの年寄りを訪ねてきたのですかな？

人の知らない秘密の知識がほしいのかね？例えば天界のこととか……。

それともアルカニス空中神殿に関する伝説でも聞きたいのかね？
呪われた首飾りを破壊しに来ただと？ウラコーン百人隊長がよこしたディーヴァのようじゃな。

ウラコーンも人を選んでよこしたんじゃろうが、これは普通の任務ではないのじゃ。

したがって、テストに合格せねば首飾りを渡すことはできぬぞ。

首飾りをもらいたいなら、ムスフェル火山の入口に行ってブラック マスク ルペントを始末し、ルペントの尻尾を3つ集めてくるのじゃ。そのくらいできる力がなければ、安心して首飾りを渡すことはできんからな。
帰ってきたか。

ルペントの尻尾は持ってこれたのかな？

それぐらいは簡単に持ってこられるだけの力量がなくては、安心して首飾りは渡せんのじゃ。
頼んだものを確かに持ってきたな。

これほどの真面目さと力量なら、安心していいだろう。

こんなことをしたのは、実はそなたの真面目さを確認したかったからなのじゃ。

首飾りを破壊しに行った者が莫大な富に目がくらみ、こっそりと首飾りをわが物にしては破滅していく姿を黙って見てはいられないじゃろう？
それじゃ、この呪われた首飾りをあげよう。これを持って、ムスフェル火山の入口にいるキムシーのところへ行くのじゃ。

ターラン溶岩洞の近くだから、少し奥へ入らねばならん。じゃがムーグルと一緒にいるはずだから、探すのはそう難儀ではないはずじゃ。

彼に聞けば、この首飾りを破壊する場所を教えてくれるはずじゃ。そして、そこへ行って溶岩の中に首飾りを投げればよい。
おお、その首飾りは……。

ようやくあの頑固なガンダールフンのじいさんが首飾りを破壊する人を見つけたようだね。

やっとそんな不吉なものがこの世から消えてくれるんだね、本当によかった！
この丘を下りていくと向かい側に洞窟が見えてくる。ターラン溶岩洞といって、ニュートがうごめいている所さ。

その洞窟深くまで行くと、溶岩が煮えたぎっている場所に出る。そこに首飾りを捨てれば、完全に破壊されてもう二度と現れることはないだろう。

プレーヤー様のために、道を知っているムーグルを1匹お供させよう。

5匹いるうちの1匹を選んでくれ。そいつが洞窟まで案内してくれるだろう。

でも道を知ってるなら、わざわざムーグルについて行く必要はないよ。自分の知っている道を進むだけだから、ついて行かなくても気にしないはずだよ。
ボクと、行く？ボク、道知っている！

さ、ついて来い！
本当にご苦労じゃった。

そこまで行くのは大変だったじゃろう。

とにかく、あの呪われた首飾りがこの世から完全に消え去ったのだと思うと、本当に心が晴れ晴れとするのう。

では、これは大変な任務を遂行してくれたお礼じゃ。