ところで、心配していたとおり、シュラクのスティグマ使用は危険なレベルに達しているようです。

説明書を読んでみると、シュラクたちはスティグマを特別な方法で使っていることがわかりました。

ドラナと呼ばれている龍族の力を利用して自分の体にスティグマを刻印するようです。

そういえばこの前、貿易団の使節からドラナの結晶体というものを持ってこいと頼まれたそうですね？

すでに使節団はすべてを把握しているようです。しかし、彼らもドラナを危険なところには使えないでしょう。
問題はシュラクのスティグマ使用を阻止することなんです。

私が思うに、その方法は3つあります。

1つ目は彼らが上級スティグマを収集することを防ぐこと、2つ目はスティグマ刻印ができないようにドラナを排除することです。

そして最後の3つ目は、シュラクのスティグマ使用法が広まらないようにすることです。

しかし、こうやって大ざっぱに考えただけで、具体的な実行計画までは思いつきません。
う～ん……この状況を解決するためには誰かの手助けが必要なんですが、今思い出せるのはキシャル族の監視基地にいるマロレン神官しかいません。

この間、私が取調べを受けたときにも立ち会っていらした方で、神官の間では口が重く責任感が強いと評判です。

プレーヤー様、どう考えても今回の仕事を最後までやり遂げられそうな適任者はあなたしかいません。

最後まで任務をやり遂げていただけませんか？
こういった状況を把握できたのもあなたのおかげなのに、また難しい任務をお願いするなんて申し訳ないと思っています。

しかし、これは個人的なお願いではありません。天族の未来がかかっている問題ですからね。

では、早くキシャル族の監視基地に向かってください。そこで、神官のマロレン様に状況を説明してアドバイスをもらってきてください。

きっと、とても役に立つと思います。
こちらへいらっしゃるまでの間にも、オルフェ様は仕事を進められています。

エリュシオンと天界の主要要塞には、あなたとオルフェ様が把握した情報がすでに伝えられているんですよ。

おかげで、最近シュラクが新しいスティグマ使用法を開発し、それを完成させた者がインサニティ バナキンであるということもわかりました。

みんなが対策を練るために頭を抱えています。
まずは龍族が持っている加工されたドラナを先に手に入れ、シュラクがスティグマを使えないように阻止することが最初の任務です。

2番目の任務は、スティグマ利用法を開発しているインサニティ バナキンの研究報告書を探さなければなりません。

噂によると、今シュラク内部でこの情報を盗み出している者がいるそうです。

その者の名前は、チャオキンです。エリュシオンに行ってみてください。そこで彼から加工されたドラナとバナキンの研究報告書が手に入るはずです。
おかえりなさい！

マロレン神官からあなたがすべてのアイテムを集めたという話を聞きました。

ところで、任務は成功しましたか？
途中で何かあったんですか？

まさか手ぶらで戻られるとは予想もしていませんでした。

何があったのかわかりませんが、もう一度行ってきてください。

今の状況であなたが任務を諦めてしまうと、今後の計画に差し支えます。
本当にお疲れさまでした。

このドラナと研究資料は、私から上層部に報告します。

それと、嬉しい知らせがあります。待っている間に、私がシュラクのスティグマ説明書を基に上級スティグマを追加装着する方法をもう1つ考案しました。

お気づきになっているかどうかはわかりませんが、あなたの上級スティグマ スロットを1つ追加したんですよ。

今回の調査では、とても大きな成果を収めることができました。おかげで、上層部が私を見る目も少し変わってきましたからね、オホホホホ。