いやはや、一体、どこから手をつけたらいいかわからないな。

ここに来てからもう半年になろうとしているのに、仕事が一向に進まないんです。

予定どおりなら今頃は事前調査を終えて、そろそろ再建作業に取り掛かるべき時期だっていうのに……このままじゃ、キヌンガフをよみがえらせることなんて永遠にできないんじゃないかと心配です。
長い間手付かずの状態だったせいか、ここはザイフの巣窟になってしまったんです。

まあ、ザイフまではいいとしましょう。しょせん獣なのだから。

問題は幽霊です。キヌンガフと共に生き埋めにされてしまった人々が、幽霊になって都市をさまよっているんです。

自分が死んでいることがわからないのか、よそからやって来たわれわれを警戒して、攻撃してくるんです。
ベルスラン要塞に支援を要請したら、アルコンを2人派遣してくれました。

まあ、理解はできますよ。最近の要塞の事情を考えると、向こうだって無理をして送ってくれたんです。

でも、その人数じゃあ幽霊どころか、露営地を守るのすら手に余るでしょうね。

ですから、あなたが手伝ってくれませんか？その[%mainslotitem]を持っているところからしても、なかなか腕の立つ[%userclass]のようだし……。
おかげでほっとしました。ありがとうございます。

では、準備が終わり次第、都市の中をさまようキヌンガフの幽霊を始末してください。キヌンガフ 戦士の幽霊、キヌンガフ 法士の幽霊、キヌンガフ 司祭の幽霊を全部倒してくだされば結構です。

戦闘方法がそれぞれ違うので、あらかじめ対処方法を考えて行ったほうがいいと思いますよ。

では、気をつけて行ってらっしゃい。
そろそろ慣れてもいい頃だというのに、いまだに信じられずにいます。

黄金色に輝いていた都市がこんな有様になるなんて、誰が想像したことだろう！

ああ、すみません。昔のことを思い出すと、ついつい興奮してしまって……。

それはそうと、お願いした件はどうなりましたか？
それはそれは、嬉しい知らせです。

おかげ様で、これからは安心して作業することができます。

断らないでください。自分のことのように助けてくれたのに、手ぶらで行かせるわけにはいきませんよ。