よく来ました、プレーヤーよ。

ここの任務の件で、とても骨を折ってくれているとか。

今までのことはバレッタ軍団長から報告は受けていたが、そなたから直接話が聞きたいのだ。

何があったか話してくれぬか？
逃亡者 クムバンダを追いかけて棄てられたウダス神殿や黄昏のドラナ農場まで行ったのか？

今まで本当にご苦労だった。そなたのおかげで、もうじき状況も好転するであろう。

バレッタ軍団長がすべての準備を整えたようだから、行くがよい。

プレーヤー、アトレイアの未来はそなたにかかっている。それだけは肝に銘じておくのです。
戻ったのね、プレーヤー。

あなたが担当してきた任務が、とうとう仕上げの段階に入ったの。

やっとクムバンダの行方がわかった。

すべてはあなたとアニルモのおかげよ。
クムバンダはドラカンの一兵士に過ぎなかった。

でもシエルの遺物がどこにあるのかを知ったとき、その情報を最大限利用して利益を得ようとした。

要するに、力を得たいがためにティアマト軍、つまり、同じ龍族からも追われることになったというわけね。

アニルモの報告によると、やつは運命のアーティファクトから力を抽出して、死んだ龍を蘇らせる儀式を執り行おうとしているらしいわ。

そうよ。いったい、死んだ龍を蘇らせて何をしようというのか…。

クムバンダが何のつもりでそのような真似をするのかわからないけれど、やつを仕留めて運命のアーティファクトを取り戻さねば。

やつがいたのは、敗北者の墓の上空にある超越の祭壇よ。まさか浮遊島に祭壇があるなんて、誰が思うかしら？

スケール オブ フェイト軍とアニルモはすでにそちらに到着しているわ。クムバンダの痕跡を見つけてすぐに向かったから、もしかするともうやつを捕獲しているかもしれない。

さあ、無駄にする時間なんてないわ。あなたも急いで超越の祭壇へ向かってちょうだい。
プレーヤー様、いらっしゃいましたか。

あの…残念なご報告です。

スケール オブ フェイト軍と共にクムバンダに奇襲をかけましたが、やつを再び逃してしまいました。
どうやらクムバンダが運命のアーティファクトに宿った予見の能力を使えるようになってしまったのが最大の問題のようです。

絶対に逃れられない包囲網だと思っていたのですが、それを振り払って逃げたのです。まるでどこから誰が現れるのかを正確に把握していたかのようにですよ。

でも、やつは確実に追い詰められてます。ゲルクマルスには、これ以上逃げるところなどありません。

恐らくここから逃げたとしても、最終的には指定の場所で儀式を執り行おうとするでしょう。

(小声で)パシュマンディル寺院ですよ。
すでに、魔軍がクムバンダを追ってパシュマンディル寺院のあるシレンテラ回廊まで進出しましたが、このままではクムバンダをまた逃してしまいます。

やつの使う運命のアーティファクトに宿った力は未来を予見し、さらに新たな道を模索することのできる力…。その能力を無力化する方法を探さなくてはなりません。

たしか龍帝は力と恐怖で他のドラゴンたちを支配するんですよね？

私の知る龍族は簡単には屈服しない存在です。しかし精神的に屈服させるのなら、どうでしょう？やつに自らアーティファクトを手放させるのです。

簡単なことではありませんが、クムバンダより強い龍族のエネルギーがあれば可能でしょう。
大地の牙の奥に、強力な龍族がたくさんいます。その龍族を倒して血を集めてきてください。

そして龍族の血を全部集めたら、バレッタ軍団長のところに持って行くのです。

龍族の血を持っていけば、バレッタ軍団長が龍族の精神を支配できる優れものをくれるでしょう。
アニルモから聞いたわ。クムバンダを阻止するために支配のポーションが必要なんでしょう？

暗黒のポエタの事件の時、我々はアヌハルトとタハバタの血を手に入れたの。それにあなたが持ってきた龍族の血を混ぜれば、強力な効果が期待できるわ。
これだけの量を手に入れるなんて、なかなかの実力ね。少し待っていてちょうだい。

(アヌハルトとタハバタの血と龍族の血を混ぜた後、懐から小さなビンを出して何滴か落とす)

さあ、これならクムバンダの精神を十二分に支配できるわ。これをシレンテラ回廊でクムバンダを追っているスケール オブ フェイト百人隊長に渡してちょうだい。

あ、その前にシレンテラ回廊への行き方を知っておかないとね。

私が説明するよりバーガヴァタム激戦地の要塞にいるアルコンから聞いたほうがわかりやすいでしょう。

バーガヴァタム封印の塔にいるラナックと赤い大地の神殿にいるフリムファクシを訪ねること。彼らがシレンテラ回廊について詳しく教えてくれるはずだから。

魔族の勢力が強くなったとはいえ、バーガヴァタム激戦地は相変わらず戦争中よ。龍族だけではなく天族とも要塞をかけて激しく戦っているところなの。

ラナックとフリムファクシに会いたいなら、まず要塞を占領できるように手伝わなければならないでしょうね。
龍族の要塞か、正直いうとあんまり好きになれないな。

しかし、ゲルクマルスでの戦争で優位を占めるためには、必ず守らなければならない拠点なのさ。

だから、敵に奪われないよう最善を尽くしているところだ。
この龍族の要塞には隠された秘密があることが、つい最近わかった。

バーガヴァタム封印の塔と赤い大地の神殿を同時に所有していれば、シレンテラ回廊東入口が開く。

ゲルクマルスの地下にあんなに大きな通路があるなんて、誰も想像できなかったんじゃないかな？

だがシレンテラ回廊はただの回廊と呼ぶには、あまりにも大きくて複雑な構造をしている。専門家の話によれば、その通路さえも全体ではなく、何かの一部なのだとか。

それに、あの回廊はティアマトの他の支配地とつながっているらしい。カイジネルと邪悪な天族が占領しているインギスオンにまで。ひょっとしたら、ティアマランタまでつながっているかもしれない。

確実なのは、龍族が長い間シレンテラ回廊を利用してきて、さらに要塞を2つも建ててまで守る必要のあるものを奥に隠しているということさ。

これで答えになったかな？パシュマンディル寺院については赤い大地の神殿にいるフリムファクシが説明してくれるだろう。
あっ、プレーヤー。バレッタ軍団長からあなたが来るって聞いていたわ。

ラナックがシレンテラ回廊について説明してくれたでしょう？

シレンテラ回廊の秘密は完全に明らかになってはいないけど、その奥にパシュマンディル寺院が隠されているのは確かなことよ。

パシュマンディル寺院は単なる寺院なんかじゃないわ。昔、龍帝に反旗を翻した強力な龍が封印されたところだと伝えられる場所よ。

龍帝と反逆者たちの戦いは凄惨なもので、数多くの龍族が死んだと言われているわ。そして、当時の戦いに巻き込まれて死んだ龍族がパシュマンディル寺院で眠っているの。

パシュマンディル寺院の中に何があるかはわからないわ。万が一封印された龍が目覚めたとしたら、二度と思い出したくない戦いになるでしょうね。
私が話してあげられるのはここまでよ。

説明を聞いたんだから、プレーヤーはそろそろシレンテラ回廊に行ったほうがいいわ。

シレンテラ回廊に進入することが、プレーヤーとしての最初の関門となるでしょうね。パシュマンディル寺院へ行くためには必ず回廊を通らなければならないから。

バーガヴァタム封印の塔と赤い大地の神殿、両方がわが魔族の所有になればシレンテラ回廊の東入口が開くから、そのチャンスを逃がさないで。

回廊を過ぎてスケール オブ フェイト百人隊長 ベリゲランを探し、支配のポーションを渡すのはプレーヤーの仕事よ。

それじゃあ任務を無事に成功させることを祈ってるわ。
ようこそ、プレーヤー。出発されたと聞いてお待ちしておりました。

クムバンダを攻略する支配のポーションをお持ちなんですよね？

もう少し早ければ良かったのですが、残念です。
我々スケール オブ フェイト軍はクムバンダを追い、シレンテラ回廊の南にある安息の広場の先のパシュマンディル寺院まで行きました。

ところが我々の目の前でクムバンダがティアマト軍に捕まり、どこかへ連れて行かれてしまったのです。

死力を尽くして追いかけましたが、手に入れたのはティアマト軍から奪ったこの報告書と、クムバンダが落とした所持品の袋だけです。
クムバンダの所持品の袋の中に運命のアーティファクトが入っていたのが不幸中の幸いです。

次にクムバンダを見つけたら、少なくとも運命のアーティファクトの力で取り逃がす危険はないでしょう。

任務は失敗しましたが悪い結果ではないので、あまり落ち込まないようにしましょう…
ふむ、いずれにせよ上層部に報告しなくては。

代行 フレル様にこちらのクムバンダ生け捕りの報告書と運命のアーティファクトを渡してください。

スケール オブ フェイト軍はこちらに残ってクムバンダの追跡を続け、任務を完遂します。
そうか。ティアマト軍が一足早かったのか。

しかし、これはそなたやスケール オブ フェイト軍の過ちではない、自分を責める必要はない。ティアマトの手下が先に来ることを予測せず、準備をしなかった私の責任だ。

われわれがクムバンダを捕まえて、シエルの遺物がどこにあるのか聞き出せればよかったのだが…運命のアーティファクトを回収できたことだけでも十分だ。

本当にご苦労だった。

時が来たらそなたを呼ぶから、今は休むがよい。